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au、歩行者ナビを実現した新端末3モデル

A5501T
 KDDIおよび沖縄セルラーは、本格的な歩行者ナビゲーションサービス「EZナビウォーク」を10月下旬より開始すると発表した。これにあわせて対応端末3モデル「A5501T」「A5502K」「A5503SA」が10月下旬以降順次発売される。

 EZナビウォークは、ナビタイムジャパンとの協業によるサービスで、従来のGPSを使った位置情報サービス「EZナビ」をさらに進化させたもの。携帯電話本体で位置演算を行なうことで測位にかかる時間を短縮、本格的な歩行者ナビゲーションを可能にした。利用料は、「現在地マップ」などの基本的なメニューを揃えた月額210円のコースと、さらに全国の渋滞情報がわかる「道路交通情報」サービスを利用できるようにした月額315円のコースが用意される。


A5502K A5503SA
A5502K
A5503SA

画像のテレビ出力に対応した東芝製メガピクセル端末「A5501T」

端末サイズは従来の端末と変わらない
 A5501Tは、端末で撮影した静止画や動画のテレビ出力が可能な東芝製のBREW端末。平形イヤホンジャックに付属のケーブルを接続することで、コンポジットでテレビと接続できる。著作権保護された静止画や動画のテレビ表示はできない。画像をスライド表示する機能なども利用できる。

 100万画素のCCDカメラを搭載し、2.2インチのQVGA液晶と80×60ドットのサブ液晶を装備する。「フォトメールサイズ(144×176ドット)」「壁紙サイズ(240×320ドット)」「VGAサイズ」のほか、1,144×880ドットの「メガサイズ」での撮影も可能。また、QVGAサイズのロングムービーも撮影できる。miniSDカードスロットを装備しており、16MBタイプがパッケージに同梱される。

 データフォルダの容量は約4MBで、BREWデータ容量はは約2.2MB。文字入力方式は「Mobile Rupo」が採用される。最大40和音の着信メロディに対応するほか、着うたをサポート。メールの背景や文字色を変更してカラフルなメールが作成できるサービス「パステルメール」もサポートする。

 連続通話時間は約180分で、連続待受時間が約210時間。大きさが49×95×25mm、重さが115gとなる。ボディカラーはフォルテオレンジ、ピアノホワイトの2色が用意される。2003年10月下旬発売予定。


端末サイズは従来の端末と変わらない 背面部。サイドにストラップ穴

メニュー画面 イヤホンジャックに専用AVケーブルを接続する

ケーブルを接続して表示したい画像を選ぶとテレビに表示される EZナビウォーク

ツインカメラ搭載の京セラ製2代目リボルバーケータイ「A5502K」

 A5502Kは、2.4インチ(240×320ドット)のシステム液晶を搭載した京セラ製BREW端末。A5305Kに続くターンタイプの端末で、100万画素と11万画素の2つのCCDカメラを搭載し、本格的なストロボライト「キセノンフラッシュ」を装備する。QRコードに対応し、miniSDカードもサポート。16MBタイプのminiSDカードが同梱される。

 「EZナビウォーク」対応の電子コンパスを内蔵し、進む方向が常に画面の上方向になる「ヘディングアップ機能」が利用できる。「パステルメール」に対応し、QVGAサイズ対応の「フォトミキサー」で、写真入りグリーティングメールやメロディ付きメールが作成できる。

 文字入力には「Advanced Wnn」を採用。データフォルダ容量は約7MBで、BREWデータフォルダ容量は約3MBとなる。最大64和音の着信メロディに対応し、着うたもサポートする。なお、A5305Kでは内部インターフェイスを日立製のものを採用していたが、今回は異なる模様。

 連続通話時間や約130分(予定)で、連続待受時間は約190時間(予定)。大きさは50×111×25mm、重さは145gとなる。ボディカラーはエターナルブラック、エアリーシルバーの2色が用意される。2004年1月発売予定。


キートップのデザインが一新。ターンタイプながら、端末を手に取ると「SO505i」や「V801SA」のようなボリュームを感じた 端末サイドのボタンで「EZナビウォーク」の操作も可能

背面のカメラ部分。レンズ上部にマクロ切替スイッチ EZナビウォーク

背面方向キーを装備したFMラジオチューナー内蔵「A5503SA」

背面部でラジオの操作が可能
 A5503SAは、FMラジオチューナーを搭載した三洋電機製のBREW端末。ディスプレイは、メインに2.2インチのQVGA液晶、サブに1.5インチ液晶を搭載。背面のサブディスプレイ下に方向キーを装備し、端末を閉じた状態でメールやFMラジオ、ブラウジングが可能となっている。

 Lサイズ(176×144ドット)のムービーに対応し、撮影したムービーを任意に切り出してムービーメールで送信できる機能なども利用可能フォト切り出しや、フェードインアウトなどの編集機能も利用できる。

 また、FMラジオを聞きながらメールやEZweb、EZアプリ(BREW)なども利用可能で、放送中の曲やミュージシャンが確認できるほか、リクエストもメールで送信できる。端末にはイヤホンジャックが同梱される。

 このほか、メーカーサイトから絵文字をダウンロードして、絵文字メールが送信できるサービス「キャラ文字メール(仮称)」も利用できる。ダウンロードした絵文字は画像として送信するため、他キャリアの端末でも送信可能となっている。「パステルメール」にも対応する。メモリカードには対応しない。「EZナビウォーク」に対応する。

 データフォルダ容量は約10MBで、BREWデータフォルダ容量は約2MB。最大40和音の着信メロディに対応するほか、着うたもサポートする。文字入力には「Advanced Wnn」が採用されている。

 連続通話時間は約160分で、連続待受時間は約200時間。FMラジオを連続利用した場合の待受時間は約40時間となる。大きさは49×96×20mm、重さは109g。ボディカラーはマーメイドブルー、スノーホワイト、マジカルレッドの3色が用意される。2003年12月上旬発売予定。


ヒンジ部分にスピーカーを内蔵しているが、ラジオはイヤホンで利用する 背面ディスプレイのメニュー画面

方向キー上部にもスピーカー マーメイドブルー、マジカルレッド


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1006/index.html

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(湯野 康隆, 津田 啓夢)
2003/10/06 14:28

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