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三菱電機、実写による道案内コンテンツの制作・配信システム開発
利用イメージ
三菱電機は、実写の静止画による道案内コンテンツを制作・配信できる「携帯電話向け道案内システム」を開発した。同社では1~2年後を目処に実用化する計画。
同社が開発したシステムは、3次元都市モデルを活用し、交差点や建物などのランドマークを自動検出し、実写の静止画の上に進行方向が分かるように矢印等を重ねて表示できるというもの。既に製品化されているGIS(Geographical Information System)に映像管理機能を追加した「リアルマップシステム」と組み合わせて使用する。
同社によれば、従来の静止画による道案内システムでは、決められた場所の画像しか表示できない、制作に多大な労力がかかる、といった問題があった。今回のシステムでは、デジタルビデオカメラとGPSレシーバーを連動させた機材で実写映像を位置情報とともに記録し、リアルマップシステムで管理。これにランドマークの自動検出等が行なえるシステムを連携させることで、スムーズなナビゲーションを可能にした。
経路途中の店舗情報へのリンクを画面上に埋め込むこともでき、将来的にGPS対応の携帯電話が普及してくれば、ユーザーの現在位置をベースにしたナビゲーションも可能にするという。
また、現在のシステムでは、一旦ナビゲーション通りに歩き出せばスムーズに目的地まで辿り着ける可能性が高いが、最初にどの方向に歩き出せばいいのか分かりにくいという弱点もある。この点については、パノラマ映像を活用するなどして実用性を高めることも検討しているとのこと。
同社では、コンシューマ向けの道案内サービスや観光地案内システム、不動産業者向けの物件案内システム、工事事業者向けの現場案内システムなどの分野への応用が可能だとしており、システム販売とASP形式でのサービス提供の2つの事業形態を検討しているという。費用については未定。
なお、同システムは10月7日から幕張メッセで開催されるイベント「CEATEC JAPAN 2003」に出展される予定となっている。
システム構成図
デジタルビデオカメラとGPSレシーバーを連動させた機材で映像と位置情報を取り込む
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URL
三菱電機
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
(湯野 康隆)
2003/09/25 13:06
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