最新ニュースIndex
【 2009/06/26 】
■
携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
[17:53]
■
ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
■
ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
[15:51]
■
ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
[15:34]
■
カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
[14:56]
■
テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
[13:54]
■
ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
[13:22]
■
SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
[13:04]
■
「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
[11:14]
■
アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]
電子書籍化への流れは間違いない~電子書籍ビジネスセミナー講演
11日、インプレス主催による「電子書籍ビジネスセミナー」が日本出版クラブ会館において開催された。「電子書籍ビジネス調査報告書2003」の刊行を記念して、電子書籍市場で活躍するエキスパートによる講演が行なわれた。
開会に先立ち、インプレスの塚本慶一郎代表取締役社長が挨拶し、「電子書籍ビジネス調査報告書2003によって、電子書籍マーケットの姿がおぼろげながら見えてきた」と語った。
次に、クリエイシオンの高木利弘代表取締役が「―『電子書籍ビジネス調査報告書2003』調査執筆を終えて―」と題して講演。出版市場は1996年をピークに6年連続で縮小しているものの、電子書籍市場は、非常に小さい規模ながら右肩上がりの成長をしているという。この背景には、出版社が電子書籍に真剣に取り組み始めたことや、ブロードバンド環境の普及がダウンロード型のビジネスに追い風になっていることが挙げられるという。
同調査によれば、2002年の電子書籍の市場規模は約10億円だが、これは出版市場(2兆3,105億円)の0.04%に過ぎない。現在の電子書籍の刊行点数は約25,000点で、毎月の新刊タイトル数は約1,000点だという。電子書籍をすでに利用しているユーザーは9%、今後利用してみたいというユーザーが63%だった。ユーザー層は男性が80%で、年代別では30代が一番多く、ついで40代、20代となっている。
電子書籍の発展について高木氏は、「電子書籍化への流れは間違いないと思う。必要なのは、書くという行為が効率よくなるべきだという点と、書くことと読むことが一体化されるべきということだ」とコメントした。
■
URL
電子書籍ビジネスセミナー
http://www.seedplanning.co.jp/forum/digitalbook/2003/forum.html
インプレス、「電子書籍ビジネス調査報告書2003」刊行(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0724/ebook.htm
(岡田 大助)
2003/09/11 20:34
ケータイ Watchホームページ
ケータイWatch編集部
k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.