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TBS、博報堂、NTT、NTTデータの4社は、今冬より本格サービスが開始される地上デジタル放送を受信できる携帯機器において、放送の内容と関連した情報をインターネット経由で取得できる新技術を開発したことを明らかにした。
今回開発された新技術は、地上デジタル放送で放映される番組の内容と連動した情報をインターネット経由で取得できるというもの。従来のテレビ放送が音声と映像だけ送信していたことに対して、地上デジタル放送では、さらに携帯機器向けの放送やさまざまなデータの送受信が可能になるが、今回の新技術では、携帯機器で番組を見ながら、インターネットに接続して、放送局のサーバーにアクセスし、番組などに関連した情報が取得できる。
4社の役割としては、TBSが放送コンテンツの制作、博報堂が広告コンテンツ、NTTおよびNTTデータがシステムの提供・構築となっている。
4社では、2005年頃を目処に実用化を目指す。また12日よりオランダ・アムステルダムで開催されるイベント「IBC2003」で、新技術をサポートした試作端末を展示する。
■ URL
TBS
http://www.tbs.co.jp/
博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/
NTT
http://www.ntt.co.jp/
NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
(関口 聖)
2003/09/08 20:02
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