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ソニーは、録画したアナログ放送番組などをメモリースティック経由で携帯するというコンセプト「モバイルムービー（Mobile Movie）」を提言、今後同社製品において、積極的に展開すると発表した。 今回発表された「モバイルムービー」は、限られた場所でしか閲覧できない動画を手軽にメモリースティックで持ち出して楽しむというコンセプト。同社によれば「テレビ番組をDVDで録画して、それを外で見るよりもメモリースティックのほうが手軽に行なえる」としており、ユーザー自身が日頃楽しみたいテレビ番組を外出先で楽しむ形を提供していくという。このため、同社から映画などのコンテンツ販売を行なうかどうかという点については「可能性としてはあり得るが、そういったコンテンツはパッケージ販売で現在成り立っており、なかなか難しいのではないか」（ソニー担当者）とのこと。 同社が10月に発売予定の地上デジタルテレビ放送対応テレビ「ベガ」シリーズでは、メモリースティックへの録画機能を搭載。録画された番組は、メモリースティック経由で11月発売予定のAVビューワー「MSV-A1」やCLIEで閲覧できる。なお、CLIEに関しては、最新モデルである「PEG-UX50」以外のシリーズでアップデートが必要となる。また、「ベガ」シリーズで録画できるデータ形式は、MPEG-4形式だが、同社では、同コンセプトによるデータ形式を、今後「Mobile Movie」形式と呼称するという。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200309/03-037/ （関口 聖） 2003/09/05 14:15 | ||||||
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