| ||||||
|
ニフティは、PHSデータ通信や無線LANなどの接続を維持したまま利用シーンに合わせて自動切り替えできるサービス「@niftyモバイルパック」の試験サービスを9月16日から開始する。8月25日より、無料の試験モニターを募集する。 「@niftyモバイルパック」は、利用シーンに最適な無線インターネット接続を判断して、接続を維持しつつPHSデータ通信と無線LANなどを自動切り替えできるサービス。IPアドレスを維持しつつ複数のネットワーク間を移動できる「モバイルIP」技術や、セキュリティ・プロトコル「IPsec」をサポートする。Webサイトから専用の接続ツール「モバイルアシスタント」をダウンロードして利用する。 ユーザーは、通信量・通信速度などで優先する接続形態を設定し、任意に無線インターネット接続を選択できる。例えば、大容量のデータをやりとりする場合は無線LANを利用し、ホットスポットなどの無線LANサービスエリアでも、メールなどを確認するだけの場合は、屋外で利用していたPHSデータ通信をそのまま継続できるなど、柔軟性があるとしている。手動切り替えも可能。 試験サービスの対象となるのは、Windows XP搭載のノートパソコンを所有し、「@nifty Mobile P」「@niftyホットスポット」「@FreeD」のいずれかの無線インターネット接続サービスを契約している@nifty会員。家庭内無線LANは、アッカネットワークスの無線LANセットのみをサポートし、イー・アクセスやルーターをレンタルする「AirStation for @nifty」も、確認が取れ次第対応される予定となっている。 モニターについては、8月25日より先着100名の募集が行なわれる。「@niftyモバイルパック」の利用については無料で提供されるが、「@nifty Mobile P」「@niftyホットスポット」「@FreeD」などの利用料は別途必要。 ニフティでは、今回の試験サービスについて「まず使ってもらうことが目的。その上で、利用形態やニーズを検討したい」としており、トラフィックの状況などが検証される。なお、モニターは、アンケートなどに回答するのではなく、不具合などを発見した場合に報告するのみ。 試験期間は9月16日～1月12日で、2004年度初頭にも本サービスが開始される見込み。本サービスの際に有料・無料のどちらのサービスとして提供するのか現在検討中とのこと。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nifty.com/corp/release/20030821.htm （津田 啓夢） 2003/08/21 16:24 | ||||||
|
|