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ドコモ、505i最薄のカメラ付き端末「P505i」を8月8日発売
P505i。左からルミナスレッド、ルシードシルバー、ノーブルブラック
NTTドコモは、背面と内側に31万画素カメラを搭載した薄さ19.9mmのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製iモード端末「P505i」を8月8日に発売する。価格はオープンプライスだが、既に発売されている505iシリーズと同じ価格帯になる見込み。
「P505i」は、4月の発表時に明らかにされた505iシリーズ6機種のうち、唯一発売されていなかった端末。この点について、パナソニック担当者は「いろいろと困難なハードルがあって、この時期になってしまった」と語るのみで、詳しい理由は明らかにされなかった。それでも、P504iSに比べて柔らかさを強調したデザインを採用し、「P504iSは女性にはあまりウケが良くなかった。今回は女性の意見を反映した」と自信を見せた。
メインディスプレイには、65,536色表示が可能な約2.2インチTFT液晶が搭載され、背面に65,536色表示の約1.1インチTFT液晶を装備。外部メモリはminiSDカードを採用し、パナソニック製だけではなく、他メーカー製のminiSDカードも64MBまでサポートしている。また505iシリーズということで、FlashやiアプリDXにも対応。赤外線通信ポートも搭載している。
基本的なコンセプトとして「携帯電話として“速い”操作を求めた」(担当者)とのことで、メニュー操作時のレスポンスやiアプリの実行速度の向上のほか、電話着信時には、ヒンジ部左サイドのワンプッシュオープンボタンを押して端末を開けた時点で通話できるなど、これまでの携帯電話の利用法を踏まえた快適な操作を実現している。また、電話着信時にワンプッシュオープンボタンが点滅して通知する機能や、端末を閉じた状態でもサブディスプレイだけでメール全文を確認できる機能を備えている。
端末を閉じたところ
背面と内側には約31万画素のCCDカメラを搭載しており、起動時間は約1秒。本体左サイドのキーで一発起動できるようにもなっている。また、P504iSと異なり、ヒンジ部から最も離れた場所に位置しているが、担当者によれば「やはりヒンジ部近くよりもこちらの方が使いやすいのではないか。端末の先端部は薄くしようとしてきたが、今回カメラモジュールの薄型化などを実現したことでカメラの位置を変更できた」という。
撮影可能な画像サイズは、VGAサイズ(480×640)、iショットLサイズ(288×352)、スクリーンサイズ(240×320)、iショットSサイズ(120×120)の4種類で、P504iS同様にiアプリボタンを押すことでワンタッチでサイズ変更できる。また使用するカメラの切り替えやフォトライトの明滅もキー1つで操作可能と、スムーズな操作を実現しているが、どのキーにどの機能が割り当てられているのかは、カメラ起動時にサブメニューを閲覧するとそれぞれの機能を示すタイトルの横にショートカットキーが記されており、一目でわかるようにもなっている。
このほかカメラ関連では、最大20枚まで連続撮影できる機能や、最大10秒までの音声付動画を撮影できる機能を搭載。動画機能で撮影したデータはASF形式だが、松下電器産業が7月14日に発表した最上位クラスのHDD+DVD-RAM/Rのハイブリッドレコーダー「DIGA DMR-E200H」のエコノミーモードで録画したデータをminiSDカード経由で再生することも可能。バッテリーの状態にもよるが、1時間程度再生できるという。
連続待受時間は約540時間で、連続通話時間が約140分。大きさは約100×50×19.9mmで、重さが約115gとなっている。ボディカラーは、ルミナスレッド、ノーブルブラック、ルシードシルバーの3色。パナソニック製iショット端末「P251iS」では、関東限定でスパイスレッドが提供されてきたが、同色が好調であったため、今回P505iにも似た系統のカラーとしてルミナスレッドが採用されている。
軽く、薄いという印象は505iシリーズでトップクラス
本体左サイドのキー
miniSDカードスロットは本体右サイド。イヤホンジャックはその横にある
ストラップホールは中央に
着信時には、ワンプッシュオープンボタンが点滅して通知
背面液晶周辺。柔らかく、丸みを帯びた印象だ
上:P504iS
下:P505i
左のP504iSに比べて、さまざまな点でパワーアップしたP505i(右)だが、薄さや重さはほぼ同じ印象だ
キー配列もほぼ同じ
メインディスプレイ周辺の比較。カメラの位置変更が特徴的だ
内側の31万画素CCDカメラ
背面のカメラ。なお、カメラの横に白く丸い形状のものがあるが、これはデモ端末に貼られていたシール
フォトライト。クリアな白という印象だった
iショットSサイズの画像。無加工。
こちらは背面カメラで撮影したiショットLサイズの画像。リンク先は無加工
VGAサイズの画像。夕方の街並みを窓越しに撮影。リンク先は回転させた画像
内側のカメラで撮影したiショットLサイズの画像
撮影した画像を手軽に編集できる機能も豊富に用意されている。これはチャーミーフェイス機能で「子供」を選択した場合の画像
フレーム撮影ももちろんサポート。リンク先はiショットLサイズの無加工画像
リンク先は「ムービーモード」で撮影した音声付き動画(ASF形式、150KB)
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URL
ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0806.html
ニュースリリース(パナソニックモバイルコミュニケーションズ)
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030806-2/jn030806-2.html
製品情報(NTTドコモ)
http://505i.nttdocomo.co.jp/product/p505i_top.html
製品情報(パナソニックモバイルコミュニケーションズ)
http://panasonic.jp/mobile/p505i/
松下、Ethernet/EPG搭載DIGA最上位モデル「E200H」(AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030714/pana1.htm
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(関口 聖, 津田 啓夢)
2003/08/06 16:15
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ケータイWatch編集部
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