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阪急交通社とイーシステムは、KDDIの協力を得て、携帯電話向け旅行サポートサービス「モバイルトリップ(m-Trip)」のテスト運用を12月よりスタートする。実用化は来年度になる見込み。
モバイルトリップは、阪急交通社のツアー参加者に、最新の携帯端末を旅行期間中無料で貸し出し、ツアーの日程表や集合時間などを、すべて携帯端末で閲覧することができるようにしようというもの。宿泊施設や観光地の情報のほか、オプショナルツアーの申し込みや、レストランの予約なども携帯端末から行なえる。
また、同サービスでは、ユーザーの旅行情報がデータベースに保存されるので、次に旅行する時には、ユーザーの趣味や嗜好に合った情報が携帯端末宛てにメールで送信されるようになっている。なお、貸与された携帯端末は、旅行終了後に購入することもできる。
さらに、動画を用いた情報サービスなど、来年以降に登場する次世代携帯端末向けのサービス提供についても検討されているという。
阪急交通社では、12月にモバイルトリップを利用した国内旅行プランの提供を予定しているほか、将来は海外で同様のサービスを提供することも検討している。
■ URL
e-System(PC向け)
http://www.e-system.co.jp/
阪急交通社(PC向け)
http://www3.hankyu.co.jp/koutsuusha/
(池森 理世根)
2000/11/10 19:28
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