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ケータイ写トルは、ドコモやJ-フォンのカメラ付き端末の画像をCFカードに保存できる画像転送ツール。携帯電話の外部接続端子と同製品を接続して、端末内に保存されている画像を吸い出すことができる。CFカードに転送したデータは、プリント端末などを使ったプリントサービスに利用できる。なお、iショットの画像や携帯サイトなどからダウンロードした画像の転送は不可能。CFカード内のデータを端末へ転送する書き込み機能はない。256MBまでのCFカードに対応する。 発売時に対応する端末は、NTTドコモのN505iS / F504iS / P504iS / N251iS / SH251iS / P251iS / SH251i / F251iの8機種と、J-フォンのJ-K51 / J-SH010 / J-SH09 / J-SH08 / J-SH07 / J-N05の6機種。ただし、現在未対応のモデルでも、CFカード使ったファームウェアアップデートが可能で、現在J-フォンの東芝製端末の対応を検討しているという。 画像の転送方法は端末によって2つの方法に分かれる。ドコモの端末とJ-N05では携帯電話の画像を一度に転送する「一括読込みタイプ」となり、J-フォンの主な端末では1枚ずつ選択して保存する「選択読込みタイプ」。 利用方法は、まず携帯電話の暗証番号を「5555」にセットしてから、外部接続端子にケータイ写トルを接続。CFカードを接続してケータイ写トルの側面の認識ボタンを長押しすると対応機種の場合は機種を自動認識され、読込みボタンで押すことで転送がはじまる。VGAサイズの画像1枚を10秒程度で転送できるという。 単4形アルカリ乾電池4本で動作し、1時間半の連続使用を5回程度は行なえるとしている。大きさは60×89×22mm（幅×奥行×高）で、重さは約100g。
また同氏は、ドコモの主力シリーズ505iシリーズでは外部デバイスが標準装備されているが、「まだまだ504iS以前のユーザーは多い」と製品需要が見込めるとしており、携帯電話に端末を接続するだけの手軽さを強調。今回の製品は画像転送機能のみとなるが、将来は同社の携帯万能シリーズの機能を持たせたいとした。 ケータイ写トルの販売目標は半期で60,000台。今回の製品はハードウェアということもあり、同社のパソコンソフトとは少し販路が異なるようだが、小俣氏は「携帯万能シリーズとケータイ写トルを2つの柱にしていく」と同社の今後の展開を示した。同社では現在、auやFOMA対応版の発売も検討しているという。
■ ＵＲＬ ケータイ写トル http://www.sya-toru.com/ SSIトリスター http://www.ssitristar.com/ （津田 啓夢） 2003/08/01 19:49 | ||||||||||||||||||||
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