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オープンループは、IMT-2000準拠の次世代携帯電話で採用される、小型の内蔵用ICカード向けソフトウェアを開発したことを明らかにした。 携帯電話は、iモードやEZweb/accessなどの、インターネットを使った情報送受信機能を搭載、和音着信メロディ、カラー液晶搭載と進化してきた。今後の大きな動きとしては、ドコモがすでに展示会などで公開しているJava搭載機が2000年中に発表されると見られ、その次に来るのが2001年５月に導入が予定されているUIM（User Identity Module）と呼ばれるユーザー認証用の小型ICカードを搭載した携帯電話だ。 オープンループが開発したICカードソフトウェアは、このUIMカード内で動作するソフトウェアで、通信キャリアや電話機メーカー、ICカードメーカーなどに広く提供したい考え。ソフトウェアは、ICカード内蔵携帯電話で本格化すると見られる電子決済や電子マネー事業などに欠かせない、ユーザーを特定するための端末認証ソフトだ。暗号技術および認証技術は同社の得意とするジャンル。暗号部分を各通信事業者ごとにカスタマイズすることも可能であるという。ソフトウェアは国際規格に沿ったもので、海外の事業者やメーカーなどにも提供できる。このため同社では、海外メーカーにもこの技術を広く供給していきたいとしている。 ■ ＵＲＬ オープンループのホームページ http://www.openloop.co.jp/ （工藤 ひろえ） 2000/05/18 19:38 | ||||||
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