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クアルコムは25日、CDMA2000 1xなどの携帯電話に関わる特許資産契約に違反があったとしてテキサス・インスツルメンツ（TI）を提訴した。 クアルコムとTIは、2000年12月に両社の保有する携帯電話技術の特許資産について、互いの製品への利用を認めたクロスライセンス契約を締結していた。対象にはTIの携帯電話用プロセッサとクアルコムのCDMA技術が含まれていたが、クアルコムによると、TIは契約上公開してはならないはずの情報を公にしたという。クアルコムでは「TIの契約違反の内容については、守秘義務契約もあり現時点では詳細を明らかにできない。法廷で明らかになるだろう」としている。 これに対しTIでは、訴訟に応じる姿勢を見せている。同社は「これまでクアルコムは、競争の乏しいCDMA市場をほぼ独占していた。TIではほかの市場と同様に、CDMA市場にオープンな競争が広がり、消費者が利益を得るような市場にしていきたい」とのコメントを発表している。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（クアルコム、英文） http://www.qualcomm.com/press/pr/releases2003/press1233.html ニュースリリース（テキサス・インスツルメンツ、英文） http://focus.ti.com//docs/pr/pressrelease.jhtml?prelId=sc03165 （鷹木 創） 2003/07/29 16:54 | ||||||
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