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ガートナー調査、国内シェア首位のNECがカメラ付きでもトップに
ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は、2003年第1四半期の国内の携帯電話販売台数が前年同期比33.7%増の1,190万台になったと発表した。2002年第4四半期に続いて国内の携帯電話販売台数が好調を維持している。
メーカー別シェアでは、NECが22.3%と9四半期連続で首位を堅持。N504iSが不具合によって2003年第1四半期に1カ月ほど販売中止された影響を感じさせない結果となった。続くパナソニック モバイルコミュニケーションズも、シェア17.5%とP251iSの投入などによって前年同期と同様に好調を維持した。また、3位のシャープ(10.2%)は、第1四半期の時点でNTTドコモ向けにハイエンド機を投入していないことや、J-フォンのJ-SH010が第1四半期末の発売だったことが災いして、4位の東芝(10.2%)に差を縮められる結果となった。
ガートナーでは、国内の販売台数が好調に推移している背景を新規購入需要が前年同期よりやや拡大したことや、買い替え市場においてもJava対応端末へのカメラ搭載を待っていたハイエンドユーザーによって買い換えが促進されたと分析している。
なお、カメラ付き端末の販売台数は引き続き拡大しており、端末販売総数に占めるカメラ付き端末の割合は74.5%に達した。
カメラ付き端末のメーカー別シェアでは、2000年末のカメラ付き端末発売以来首位を走ってきたシャープが13.7%となり、カメラ付き端末に新たに参入したNECが27.0%と1位を奪取。シャープはNECに大きく水を開けられた。また、上位5社は総販売台数トップ5社と同じ顔ぶれとなっており、ガートナーでは今後上位ベンダーにおけるカメラ付き端末のシェア争いが激化すると予測している。
同社によれば、携帯電話の新規購入が3月およびの前後の月に集中する傾向が強まってきているという。こうした傾向が2003年第1四半期の好調を導いた面もあるとしており、通年では新規契約が前年よりも下回るとの見解を示している。また、ドコモが中位ユーザー以下を対象としたカメラ付き端末を発売してから1年経ち、買い換えは一巡、今後メガピクセルカメラ搭載端末などのハイエンド端末での買い換えが活発になるとしている。
なお、データクエスト部門の主席アナリスト光山奈保子氏は、「メガピクセルカメラ搭載端末の登場でシェア構造はこれまでになく流動化する。また、海外でもカメラ付き端末への需要が高まりつつあることから、カメラモジュールの需給バランスや供給ルートの確保状況が供給量に影響を与えて、国内シェアにも影響が出る」としている。
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URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20030724-01.pdf
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(津田 啓夢)
2003/07/24 19:22
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