「PEG-UX50」は、Palm OS 5(ver.5.2)を搭載したキーボード付きPDA。同社が独自に開発したCPU「Handheld Engine」を搭載し、最大30fpsの動画を再生できる。内蔵メモリは合計104MB。そのうちユーザー使用可能領域として、SDRAM約16MB、フラッシュメモリ約22MBが用意されている。
同社の開発したCPU「Handheld Engine」は、ARM926をコアにしたCLIE用CPU。広帯域64Mb DRAMが搭載され、独自の広帯域BUSアーキテクチャーを採用。ソニー・コンピュータエンタテインメントの半導体生産拠点である長崎SCE Fabで生産されている。同CPUの動作周波数は8~123MHz。使用するアプリなどによって周波数をコントロールする「Dynamic Voltage and Frequency Management(DVFM)」により、動作周波数が可変するようになっている。