| ||||||
国際宇宙ステーションは、地表から約400km上空に建設中の有人施設。日本やアメリカ、カナダ、欧州各国、ロシアが協力して、1998年から建設が開始された。地球を約90分で1周し、天体観測やさまざまな実験、研究が行なわれる。今回は、ISSを地上から目視できるように位置情報などが配信される。 利用にあたっては、まず観測地を選択する。あらかじめ国内100以上の都市が登録されているほか、緯度・経度の入力も可能。その後、時刻やユーザーの位置情報、ISSの軌道情報を元にした「目視予想情報画面」が表示される。ここでは、目視できる時間帯や方位角や仰角、ISSまでの直線距離といったデータが参照できる。方位角は北を起点とした360度で表記される。 このほか、ISSの現在地や軌道情報を世界地図や日本周辺地図の上で表示するiアプリも配信される。 NASDAによると「コンパスを持って見晴らしの良い場所で利用して欲しい。ISSに反射した太陽光を見ることになるので、目視できる時間帯は日没後あるいは日の出前の約2時間になる」とのこと。 なお、同サイトは25日にJ-スカイおよびEZweb対応となり、今回のサービスも提供される予定。
■ ＵＲＬ 宇宙開発事業団 iモード向けサイト（7月25日オープン予定） http://mobile.nasda.go.jp/i/ 宇宙開発事業団 J-スカイ向けサイト（7月25日オープン予定） http://mobile.nasda.go.jp/j/ 宇宙開発事業団 EZweb向けサイト（7月25日オープン予定） http://mobile.nasda.go.jp/e/ （関口 聖） 2003/07/03 16:35 | ||||||
|
|