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キヤノン、FOMAでライブ映像が見られるモニタリングシステム
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ネットワークカメラサーバー
「VB150」
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キヤノンは、FOMA/504iシリーズやPDAなどでライブ映像を閲覧できるネットワークカメラサーバー「VB150」とビューワーソフト「RV-C1.0」「RV-P1.0」を7月1日に発売する。
「VB150」は、NTSC準拠ビデオカメラが最大4台まで同時に接続できるネットワークカメラサーバー。PCカードスロットを装備し、無線LANカードを利用することもできる。最短1秒間隔で撮影できる「動き検知機能」が搭載されており、撮影中に動くものを検知すると画像の撮影を開始し、あらかじめ登録したメールアドレスに通知できる。最短1分間隔の「スケジュール録画」や、最短1秒間隔で外部端末による録画も可能。
画像はJPEG形式の静止画、または最大30fpsのMotion-JPEG形式の動画で撮影される。出力する画像サイズは160×120ドット、320×240ドット、640×240ドット。パソコンなどに表示される画像サイズは80×60ドット、320×240ドット、640×480ドット、フルスクリーンサイズを選択できる。
専用ビューワーが用意されており、パソコンやPDAなどからカメラユニットなどをリモートコントロールできる。今回新たに発売されたFOMA/504iシリーズ向けビューワー「RV-C1.0」は、DoJa2.xプロファイルに対応したiアプリ。いったん「VB150」などのカメラサーバーにインストールした「RV-C1.0」を対応端末でダウンロードする。「RV-C1.0」では、最大約1fpsで画像を表示できる。
一方の「RV-P1.0」は、最大約5fpsまで表示できるPocket PC向けビューワー。最大100台のネットワークカメラを登録できる。いずれのビューワーとも、動画をそのまま保存することはできない。ただし、Pocket PC向け「RV-P1.0」では、動画から静止画を切り出して保存することが可能。
なお、同社のWebサイト「WebView World」で公開されているWebカメラの一部も、「RV-C1.0」や「RV-P1.0」で閲覧できるようになっている。
ネットワークカメラサーバー「VB150」はオープン価格となっているが、25万円前後で販売される見込み。FOMA/504iシリーズ用ビューワー「RV-C1.0」が1カメラサーバーにつき7万円、Pocket PC用ビューワー「RV-P1.0」が1ライセンスにつき6,000円、もしくは5ライセンスで24,000円。なお、別途カメラユニットとサーバー用のモニタリングソフトが必要になる。
このほか、同社では「VB150」の発売に合わせて、パソコン向けモニタリングソフトウェアをバージョンアップした。
発売されるのは「WebView Livescope MV Ver.2.1」とその簡易版「WebView Livescope MV Ver.2.1 LE」。価格は「WebView Livescope MV Ver.2.1」が15万円、同ソフトから管理用ツールを除いたライセンス版が5万円、「WebView Livescope MV Ver.2.1 LE」が3万円。
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FOMAでの表示サンプル
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PDAでの表示サンプル
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■ URL
ニューススリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2003-06/pr_vb150.html
WebView World
http://web.canon.jp/wvw/
キヤノン
http://canon.jp/
(鷹木 創)
2003/06/26 13:53
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