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「クルーズアイ」は、警備会社や運送会社、ASP、SI事業者などの法人向けに提供するDoPa網対応のGPS端末。端末による単独測位と、測位センターからのGPS衛星情報を計算して測位するネットワーク測位を端末が状況に応じて判断する機能を搭載し、GPS情報の届かない場所でも基地局ベースの簡易位置情報が取得できる。GPSチップは、米サーフテクノロジーと共同開発したものを搭載しており、一般的なカーナビに搭載されているチップに比べ約100倍の感度があるという。 また、対象物が設定された範囲から移動した場合にセンターに通知する機能「エリア監視機能」や、センター側が端末の現在位置を確認できる「第三者位置検索」も利用可能。緊急時に端末側からセンターに通報できる機能などを備えている。端末は、NTTドコモが提供している位置情報プラットフォーム「DLP（DoCoMo Location Platform）」に対応し、クルーズアイを利用する企業は、DLPサービスを利用できる。 内蔵充電池で約180時間の連続待受が可能で、充電時間は約2時間。大きさは90×50×27mm（縦×横×厚）で、重さが約89gとなる。ボディカラーはパールホワイトとなるが、他のカラーにも対応するとのこと。 松下電工では、高齢者の増加や犯罪の多発などによるパーソナルセキュリティやカーセキュリティ、そして車両運行管理など製品需要の高まりをアピールする。警察や病院、警備会社、運送会社などのほか、それらにサービスを提供するASPやSI事業者向けに製品を提供していく予定。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.mew.co.jp/press/0306/0306-6.htm （津田 啓夢） 2003/06/24 15:08 | ||||||
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