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【 2009/06/26 】
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ドコモ、FOMA向けSSLクライアント認証サービス「FirstPass」
NTTドコモMM事業本部エマージングビジネス部 中村典生氏
FirstPass ロゴ
NTTドコモは、FOMA端末向けSSLクライアント認証サービス「FirstPass」の提供を、「F2102V」や「N2102V」といったFOMA端末の発売に合わせて開始する。一般ユーザーの利用料は無料。ただし、SSL認証を利用したサービスを提供する企業は申込と登録事務手数料3,000円が必要になる。
「FirstPass」は、対応する各FOMA端末をサーバー側から認識できるSSLクライアント認証サービス。各端末からドコモの「FirstPassセンター」に、証明書発行申請を行なってユーザー証明書を取得できる。SSL認証に対応したサービスを提供する企業は、ユーザーからサービス申込とともに証明書を受け取ることが可能で、アクセスしてきた端末によりユーザーを認識できる。また、ユーザー側もサーバーからの証明書を取得することが可能。なお、これら一連の通信は、公開鍵暗号基盤(PKI:Public Key Infrastructure)などを利用して、暗号化されている。
ユーザー証明書は、発行から2年間有効。特定のサービスに用途を絞ったものではなく、多様なサービスが利用できるようにされている。従来はサービスごとに複数のIDやパスワードが必要な場合もあったが、各SSL認証対応サービスを利用する場合は、ユーザー証明書と暗証番号のみで利用できる。
当面の対応端末は、6月18日発表されたFOMA端末「F2102V」と「N2102V」のみ。今後発売されるFOMA端末には標準機能として搭載される予定。なお、同機能は緑色のFOMAカード使用時のみ利用できる。
同社MM事業部エマージングビジネス部担当部長 中川典生氏によると「従来のPDC端末でもサーバーを識別するSSL認証は行なわれていたが、クライアント認証は今回が初めて」だという。また、「FirstPassでは、SSLやPKIなど一般的な技術を使用しているため、簡単に各企業のシステムに組み込める」としており、利用イメージとして「FOMAから社内LAN、もしくは会員制サイトなどへのアクセス」を挙げた。このほか、業務用にFirstPassに対応した専用iアプリを開発することも可能だとしている。
同社では、「すでにサイボウズ ガルーンなどのグループウェアや、BIG-IPなどの認証製品などでFirstPassへの対応が進んでいる。今後は、カード決済や口座管理が行なえるDoCommerceに加盟しているショップなどでもFirstPassを利用した認証を普及させていきたい」としている。
サービス概要
利用イメージ
FirstPass対応サービスや機器
N2102Vではiモードメニューから証明書の申請が可能
F2102Vで証明書を送信するところ
証明書を送信するときには端末の暗号も入力
買い物をした時には、ユーザーを識別して、クレジットカードの番号などが表示される
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URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0620.html
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(鷹木 創)
2003/06/20 19:05
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