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まず壇上に登場したバージェス氏から、Flashの特長や今後の戦略、現在開発中の新製品などについて講演が行なわれ、NTTドコモの505iシリーズでFlashがサポートされたことについては、「非常に光栄と考えている」と笑顔で語った。今後のFlash Liteの展開について同氏は、「メーカーも含めて、さまざまな企業と話をしている」と述べた一方で、日本国内の他キャリアで採用されるかどうかについては「ドコモは我々の素晴らしいパートナー」とするに留まった。
さらに夏野氏は「次のFOMAでは、Flashの最大ファイルサイズを拡大する」ことを明らかにした。これについて同氏は、「本当は、機能も含めてFlashのできることを全部拡大していきたい。ただ、今回Flashがこんなに大きく受け入れられるとは正直予想外だった。さまざまな要望のなかで現行の20KBというファイルサイズを大きくしてくれという声が一番強い。FOMAであれば、パケット代が低減できるので、ファイルサイズの拡大が実現できる」と説明した。 また「505iシリーズでパケット代がかさむのでは？」という質問について夏野氏は「選択肢の1つとして、（料金改定は）もちろん考えている。ただFlashのために値下げする、というのも難しい」とした。このほか同氏からは、20日時点での505iシリーズの販売台数が33万台を越えたことも明らかにされた。 基調講演では、マクロメディアからFlash関連のシステムなどが紹介された。このなかでインデックスが開発した「Q-JAM」も披露された。これは、イベント会場などでスクリーンに投影されたクイズに携帯電話から参加して回答できるというもの。携帯電話から専用サイトにアクセスすると、スクリーンに投影されたクイズと同じ内容が表示され、回答するとリアルタイムにサーバー側で処理され、即座にその回答の様子がスクリーンに反映される。実際に簡単なクイズを用いたデモンストレーションも行なわれ、そのユニークなインターフェイスが印象的であった。
■ ＵＲＬ Macromedia Flash Conference http://www.macromedia.com/jp/macromedia/events/flashcon/ NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/ ■ 関連記事 ・ D2Cセミナー、夏野氏が505iSや年度末のFOMAについて語る ・ QuickTimeの新バージョン発表会、ドコモ夏野氏も登場 （関口 聖） 2003/06/20 16:39 | ||||||||||||
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