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松下電器、携帯電話からも遠隔操作できるネットワークカメラ

 松下電器産業は、携帯電話からもカメラの遠隔操作が可能なネットワークカメラ「BB-NWC150」を7月11日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は60,000円前後となる見込み。

 BB-NWC150は、パソコンのほかJPEG表示が可能な携帯電話からもモニタリング、遠隔操作が可能で左右60度、上下45度にカメラの向きを変えられるネットワークカメラ。同社の無線LANルータ「BB-HG2000」と接続することで、セキュリティなどの設定を自動で行なう「カメラ自動登録機能」もサポートしている。

 カメラ本体の内蔵メモリには約560枚分の画像が保存可能なほか、撮影時の時間および曜日設定や撮影間隔が指定できる。このほか、本製品を複数台設置した際に、最大4台までのカメラの画像を同一ブラウザウィンドウ上で閲覧できるマルチカメラ機能にも対応する。

 また、松下電器が提供する「みえますねっとサービス」にも対応する。本サービスは、ユーザーが任意に設定したIDとドメイン名(miemasu.net)を組み合わせたアドレスにアクセスすることで、固定IPアドレスを取得しなくても、カメラへのネットワーク経由でのアクセス可能なるというもの。

 現在、「みえますねっとサービス」の利用料金は月額3,000円だが、7月1日よりクレジットカード決済では月額980円に、口座振替では1,500円にそれぞれ価格改定される。なお、クレジット決済利用時には、最大2カ月間の利用料金が無料となるお試し期間が設定されている。

 BB-NWC150は、LANインターフェイスとして10BASE-Tを1ポート搭載するほか、IEEE 802.11bに準拠した無線LAN通信にも対応する。本体サイズは116×84×116mm(幅×奥行×高)で、重さは約530g。

 松下電器では、直販サイト「パナセンス」にて同製品を6月18日18時から100台限定でモニター販売を行なう。



URL
  ニュースリリース
  http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030618-2/jn030618-2.html
  パナセンス
  http://www.sense.panasonic.co.jp/


(村松健至)
2003/06/18 21:36

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