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共同印刷は、印刷物の絵柄をカメラ付き携帯電話で撮影するだけで簡単に目的のサイトにアクセスできる技術を開発したと発表した。 同社が開発したのは、電子透かしの技術を応用し、印刷物の絵柄の中に目障りにならない形で埋め込まれた情報をカメラ付き携帯電話で読み取れるようにする技術。同社によれば、画素数の少ないカメラでも十分に読み取れる。また、QRコードのように専用の印刷スペースが必要になることもなく、一つの印刷物に位置を変えて複数の情報を埋め込むこともできる。 共同印刷ではiアプリからカメラのコントロールが可能なiモード端末向けに読み取り用のアプリケーションを開発。同アプリでは252パターン（ID）の認識が可能だが、実験では6桁まで利用できるようになっているという。 同社では、インターネットナンバーのように各IDをサーバー側でURLに変換するサービスの提供を検討中。ポスターやチラシに情報を埋め込み、イベントやキャンペーンなどの告知や、図鑑や絵本などで別の画像や音声などをネット経由で提供するといった用途に利用してほしいとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kyodoprinting.co.jp/kphome/frame/nframe4.html （湯野 康隆） 2003/06/17 18:26 | ||||||
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