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SFC、ドコモ、三井物産などが、デジタルシネマの配信実験
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スクリーンショット
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慶應義塾大学SFC研究所のデジタルシネマ・研究コンソーシアムは、NTTドコモや三井物産、ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ、リアルネットワークスと提携して、6月16日~20日、6月23日~27日にかけてPDA向けにカード型FOMA端末を利用したデジタルシネマの配信実験を実施する。
今回の実験では、あらかじめ選出されたモニターが3分程度のショートシネマ「都市伝説」をダウンロードし、専用のアプリケーションで試聴する。アプリには、「ヴィジョン・マーク」と呼ばれるボタンが数種類搭載されており、各シーンに対応したサービスが利用できる。例えば、出演者の着ている服をその場で購入できる「ショッピングボタン」なども用意されている。今後はお気に入りのシーンを待受画像や着信メロディに設定できる機能も搭載される予定。同コンソーシアムでは、「インタラクティブで、かつ自分のペースで見れる“マイペースムービー”が楽しめることを実証する」としている。
配信される「都市伝説」は、トータルプランニングオフィスとデジタルシネマ・研究コンソーシアムの制作による全5話のショートシネマ。大学で同じサークルの仲間、麗、美里、信次、孝太の4人が遭遇する不思議なできごとがドラマ化されている。
モニターは、デジタルシネマ・研究コンソーシアムによって選出されており、「PDAの操作やブラウジングなどができるITリテラシーの比較的高いユーザーを選出した」という。利用する端末は、NTTドコモのFOMA端末「P2401」をセットしたヒューレット・パッカード製PDA「iPAQ H3950」。
なお、「都市伝説」の視聴のみはモニター以外のユーザーも可能。
■ URL
ニュースリリース
http://dcc.imgl.sfc.keio.ac.jp/pressrelease.html
ショートシネマ配信サイト
http://dcc.imgl.sfc.keio.ac.jp/mobile/
デジタルシネマ・研究コンソーシアム
http://dcc.imgl.sfc.keio.ac.jp/
(鷹木 創)
2003/06/16 19:05
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