クライアントPCの画面 |
使用するGPSレシーバー |
NTT-MEが、携帯電話と小型GPSレシーバーを使った位置情報ASPサービス「XePhion(ゼフィオン) ナビゲーションサービス」の提供を7月7日より開始する。
同社では、物流や警備保障、人材派遣など、位置情報を管理することで業務の効率化が図れるような業種をターゲットにしており、独自システムを導入するよりも安く仕上げられることをセールスポイントとしている。
GPSレシーバーは、ソニーマーケティングの「IPS-8000」(6万円)を使用。精度は数十メートル以下で、携帯電話に接続することで同社が運営するセンターに位置情報を送ることができる。一定のタイミングで位置情報を自動収集させることが可能なほか、GPSレシーバーを持つユーザー側から現在位置をセンターに知らせることもできる。
管理者側は、Webブラウザー上で位置情報を確認できる。なお、同システムではクライアントPC上にインクリメントPの地図ソフト「MapDK III」(10万円)を導入する必要がある。
初期設定費用は10~20万円。利用料は、GPSレシーバー1台につき月額5000円、GPSレシーバー側からの位置通知が1回10円、センターおよびクライアントPC側からの位置取得が1回30円。
なお、同社では、iモード端末から位置情報を参照できるサービスも開発中。7月17日から東京ビッグサイトで開催されるイベント「WIRELESS JAPAN」の中で同サービスのデモが行なわれる予定。このほか、地図データ自体をネット経由でクライアントPCに配信することも検討しているという。
■ お問い合わせ先
第5マーケティング本部 第2事業部門
Tel: 03-5200-6878
E-mail: navi@ntt-me.co.jp
■ URL
NTT-MEのホームページ
http://www.ntt-me.co.jp/
(湯野 康隆)
2000/07/06 18:20
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