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JBR、DoPaを使った簡単設置のホームセキュリティシステム
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「シンプルセキュリティ」
ベースステーション
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JBR代表取締役・榊原暢宏氏
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ジャパンベストレスキューシステム(JBR)は、1人暮らしのユーザーや小規模店舗向けホームセキュリティシステム「シンプルセキュリティ」を、8月1日に発売する。本体価格はオープン価格だが、同社から直接購入する場合は45,000円~。別途利用料として月額2,480円が必要となる。
シンプルセキュリティは、ベースステーション(1台)とリモートコントローラー(2台)が基本セットとして販売されるホームセキュリティシステム。ベースステーションには、室内の異常を感知するための赤外線パッシブセンサーと、通報用のDoPa端末が内蔵されている。ベースステーションの設置方法は、電気プラグをコンセントに差し込むだけ。起動させておくと、室内の動きなどを感知し、申し込み時に登録した最大5件までの宛先にEメールや電話で通報するようになっている。
ベースステーション上部には緊急用のホットラインボタンも搭載しており、これを押しても通報できるようになっている。また、ベースステーションの操作を行なうリモコンは、単体でも防犯ブザーとして利用可能。
同社では、オプションで複数の部屋がある場合に使用するサブステーションや、ガラスの振動などを感知するガラスアラームも用意。サブステーションも電気プラグをコンセントに差し込むだけで動作する。ガラスアラームは本体に内蔵された電池で動作しており、ガラス窓に貼り付けるだけで設置が完了する。
サブステーションは4台まで、ガラスアラームは16台までベースステーションと連動可能。なお、各機器の連動には微弱な電波が利用されているが、方式や周波数などは明らかにされていない。システムの開発に協力したNTTドコモ東海の担当者によれば、「無線LANや携帯電話などと混信する可能性はない」という。
基本セットにサブステーション(1台)とガラスアラーム(2台)が追加されたセットも58,000円(予定価格)で販売されるほか、それぞれ単体販売も予定されている。価格はサブステーションが6,000円、ガラスアラームが4,000円、リモコンが3,000円。
ベースステーションのサイズは170×250×60mm(幅×高×厚)、重さは約1180g。カラーはサブマリンイエロー、ピンキーピンク、ファンタシスブルー、ジュエリーシルバー、エックスブラックの5種類。サブステーションのサイズは60×115×30mm(幅×高×厚)、重さは約135g。ガラスアラームのサイズは55.7×80×7mm(幅×高×厚)、重さは約30g。リモートコントローラーのサイズは26.2×75.1×13mm(幅×高×厚)、重さは約16g(電池含む)。
JBRでは今後、CCDカメラ付きの新モデルも発売する予定。こちらは室内のペットと人間を識別する機能も搭載されている。
JBR代表取締役・榊原暢宏氏は、「オプションサービスとして緊急時に警備員などを派遣する“緊急かけつけサービス”を6,000~8,000円程度で、警備員が定時に待機しユーザーとともに部屋まで案内する“エスコートサービス”を3,000~4,000円程度で提供する予定。また、本サービスの加入者が5~10万人になれば、本体価格を無料にすることも検討している」という。
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ベースステーション上部には緊急用のホットラインボタン
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リモートコントローラーは防犯ブザーとしても利用できる
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サブステーション
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サブステーションの裏側には電源プラグのみ。コンセントに差し込むだけで設置が完了する
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ガラスアラーム
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通報メール例 異常を感知した場合やホットラインボタンを押された場合など、状況に応じた内容のメールが通報される。
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CCDカメラを搭載した新モデル
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新モデルのデモも行なわれた。ぬいぐるみを投げ込んでも反応しない。この後、スタッフが写った時にはアラームが作動した
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■ URL
サービス概要
http://www.jbr.co.jp/simple.html
ジャパンベストレスキューシステム
http://www.jbr.co.jp/
(鷹木 創)
2003/06/10 18:25
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