| ||||||
|
日本通信は、MVNO方式で提供しているPHSデータ通信サービスで利用時間を限定した新パッケージ「Bb'-mobile（ビービーモバイル）」を6月20日より発売する。製品ラインナップとして128kbps通信の「Bb'100-721」と32kbps通信の「Bb'50-721」の2種類が用意される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は「Bb'100-721」が6万円程度、「Bb'50-721」が4万円程度になる見込み。 「Bb'-mobile」は、DDIポケットのPHS網を利用して提供されるPHSデータ通信サービス。従来のパッケージと異なり利用時間が7時～21時に限定されているが、その分価格が安く設定されているのが特徴。他社の公衆無線LANサービスを利用できる「無線LANローミングサービス」はサポートされていない。 利用時間などの差異はあるものの、メールやWebブラウジングの圧縮機能など基本的なサービスは従来のbモバイルと同様。なお、ソフマップと協力して3月より提供されているデイタイムパックは、利用時間が8時～20時に限定されているパッケージだが、「Bb'-mobile」が提供される6月20日より、利用時間が7時～21時に拡大される。 使用されるPHS通信カードは、コンパクトフラッシュタイプの「BMH10C-J」。大きさが43×59×5mmで、重さが約20g。PCカードアダプタも同梱される。 同社では、「ブロードバンド環境が多くの家庭に普及しており、屋外でもインターネット接続を求めるニーズが高まっている」との考えに基づいて提供に至ったとのこと。また、「屋外での高速通信を求めるニーズもあるだろう」ともしており、無線LANローミングサービスへの対応も検討していくという。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.j-com.co.jp/news/release/0316.html （関口 聖） 2003/06/04 16:34 | ||||||
|
|