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NTTドコモは、iモードを使って購入した商品等の代金を携帯電話の料金と合わせて支払える「請求代行サービス」の試行サービスを6月26日より開始する。同社では半年後の本格運用を目指す。
これまでiモードの料金回収代行は、コンテンツに対する支払いのみを対象としていたが、今回開始される請求代行サービスは、この枠を物販などの幅広い商品にまで拡大するもの。ユーザーは、購入した商品の代金を毎月の携帯電話利用料とあわせて支払える。利用するには、あらかじめ公式メニューの「ドコモ料金サイト」内の「請求代行サービス」上で利用登録を行なう。
ユーザーは1回の利用につき1,000円を超える場合に、同サービスを利用した支払い方法が選択できる。毎月の利用限度額は10,000円まで。ただし、同サービスを利用できるのは個人名義で契約するiモードユーザーのみとなる。
当初はGPS対応のF661iを用いる現場急行型のサービスの提供が予定されている。最寄りのタクシーを呼び寄せるサービス(ホームネット提供)や、ライダー向けのロードサービス(ジャパンベストレスキューシステム提供)、海・山における緊急通報サービス(ワムネットサービス提供)といったメニューが用意される。
さらに9月以降には物販系のメニューも用意される予定で、アーティストグッズ販売(エイベックスネットワーク提供)、ファッション・雑貨販売(スーパーリンク提供)などのサービスが提供される。最終的には約20店舗がバラエティに富んだ商品を提供することになるという。
なお、同サービスでは加盟店側からドコモに対し手数料の支払いが発生するが、その金額は1回の支払いにつき商品代金の3%+60円に設定されているとのこと。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0603.html
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(湯野 康隆)
2003/06/03 16:06
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