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NTTデータは、印刷メディアなどで物販事業を展開する事業者を向けに、モバイルECサイトの開設および運用に必要な機能を提供するASP「kaidoki」（かいどき）の提供を6月2日より開始する。利用料は月額70,000円～で、別途初期登録料として300,000円かかる。 「kaidoki」は、雑誌やカタログなどの印刷媒体で物販事業を展開する企業に対し、携帯電話向けECサイトの開設および運用に必要な機能を提供するASP。商品の紹介を雑誌やカタログ、テレビなどで行なって、注文に携帯電話を利用するような販売方法を想定している。 iモード・J-スカイ・EZwebに対応し、注文受付機能のほか運用する際の注文管理機能や商品管理、顧客管理機能などもASPで提供される。決済方法は、クレジットカード、銀行振込、郵便振替、代金引換、コンビニ決済などに対応し、24時間365日自動受付が可能。物販事業者は、管理画面から商品登録、販売条件、送料等の設定を行なうと、すぐにサービスを利用できる。 各事業者には、専用のWebサイトが用意される。商品の紹介やリピータ顧客を囲い込むためのお得意様価格設定、会員向けメールマガジンの発行など柔軟なプロモーション支援機能を利用可能で、動画配信や事業者の求めに応じてエンドユーザー向けのJavaアプリを提供することもできる。 NTTデータでは、「携帯電話は画面も小さく、文字入力に手間がかかるため目指すコンテンツになかなかたどり着かない」としており、「新聞や雑誌、カタログの総覧性や表現力を融合したモバイルECサイトが構築できる」と「kaidoki」の特長をアピールしている。同社は今回のサービスで、2003年度に導入企業100社、売上1億円を見込んでおり、2006年度に導入企業1,000社、売上10億円を目指す。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdata.co.jp/release/2003/052901.html （津田 啓夢） 2003/05/29 17:15 | ||||||
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