日本アイ・ビー・エムは「WorkPad c3」の新モデルを発表した。4月28日より現行モデルに代わって販売される。価格はオープンプライスでIBM PC Directでは3万9900円になる。
WorkPad c3の新モデル(50J)は、現行モデル(40J)に比べ、ユーザーメモリが2MBから8MBに増やされ、OSもPalm OS 3.5にバージョンアップし、処理速度も大幅に向上した。また、英和・和英辞書や赤外線通信ツールがFlash ROMにインストールされており、ユーザーメモリ領域がフルに使えるようになっている。デザインや大きさに変更はない。
同製品は基本デザインや機能はPalm社製のPalm Vxと同等であるが、WorkPad c3にはWebブラウザ「Palmscape for WorkPad」、PメールDXとの互換性もあるイラスト添付のメールを扱える「JotMail for WorkPad」、POP3/IMAP4/APOPにも対応するメールソフト「MultiMail for WorkPad」などのフル機能版も同梱される。ただし、Macintosh用のシンクロソフト「Palm Desktop for Macintosh」は付属しない。