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スフィアテクノロジーは、複数のユーザーが同時に音声通話できる「グループコール」サービスを6月1日から試験的に提供する。固定電話や携帯電話に加え、IP電話やSIP対応の通信ソフトで利用できる。 同サービスは、コールセンターから通話参加者の電話に発信する形の電話会議サービス。ユーザーはまず、パソコンまたは携帯電話のブラウザを使ってサーバーにアクセスし、あらかじめ登録しておいた電話帳データの中から参加者を選ぶ。すると、コールセンターから各自の電話に着信があるので、これを受ければ電話会議がスタートする。 電話会議を開始するタイミングは、「今すぐ」のほか、特定の時間を指定することも可能。FOMA端末のマルチアクセス機能を利用すれば、通話中にiモードを使って参加者を確認したり、追加したりできる。 通話料は発信者がまとめて負担することになり、参加者1人あたりの通話料は、固定電話の場合で3.3円/分、携帯電話の場合で30円/分、IP電話、SIPフォンの場合は無料。このほか、個人の場合で300円、法人の場合で500円の月額基本料金が必要となる。なお、会員にならない場合の通話料は、固定電話で10円/分、携帯電話で50円/分。国際電話も利用可能で、相手が米国の場合で40円/分。 同社によれば、この料金体系は、一般の電話会議サービスと比較して固定電話の場合、1/10、携帯電話の場合は半分～1/3。国際電話については普通にかけた場合の半額以下になるという。 IDの発行は無料。利用希望者は「 gc@spheretech.info 」にメールを送信すれば申込方法が記載されたメールが返信される。なお、本誌読者は、先着1,000アカウント（～5月末）まで2カ月間月額基本料金が無料になる。 同社では、サービス開始当初は法人ユーザーをメインターゲットに市場を開拓していく方針で、ASP型のサービスのほか、要望があればコールセンターをシステム納入する事業も展開するという。 ■ お問い合わせ先 スフィアテクノロジー E-mail: gc@spheretech.info ■ ＵＲＬ スフィアテクノロジー http://www.spheretech.info/ （湯野 康隆） 2003/05/09 18:52 | ||||||
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