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米Palm、カメラ搭載の「Zire 71」と無線LAN対応の「Tungsten C」
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Zire 71
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米Palmは、背面にカメラを搭載した「Zire 71」と無線LANに対応した「Tungsten C」の2つのPalm OS搭載PDAを発表した。価格はZire 71が299ドル、Tungsten Cが499ドル。同社のショッピングサイトで販売されている。
Zire 71は、背面のボディを下にスライドさせると本体上部にVGA(640×480ドット)サイズの画像が撮影できるカメラが現われるというギミックが仕込まれたPDA。Graffiti入力エリアの下部には主要アプリケーションを素早く起動できる4つのボタンに加え、スティックタイプのポインティングデバイス「5-way Navigator」を装備。ディスプレイには320×320ドット、65,536色表示に対応したTFT液晶が採用されている。
OSはPalm OS 5.2.1で、CPUにはTexas InstrumentsのOMAP310(ARM) 144MHzを搭載している。メモリは16MB(ユーザーエリアは13MB)で、SDIO対応のカードスロットも用意されている。大きさは114.3×73.6×17.0mm、重さは150g。
ソフトウェア面では、「RealOne Mobile Player」や「Kinoma Player」といったマルチメディア関連のツールが充実しており、MP3、RealAudio、QuickTimeなどのファイルを再生できる。
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Tungsten C
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一方のTungsten Cは、無線LAN(IEEE 802.11b)モジュールを内蔵し、QWERTY配列のキーボードを装備したPDA。キーボード下部には4つのボタンと5-way Navigatorを装備。こちらもディスプレイには320×320ドット、65,536色表示に対応したTFT液晶が採用されている。
OSはPalm OS 5.2.1で、CPUにはIntelのPXA255(XScale) 400MHzを搭載している。メモリは64MB(ユーザーエリアは51MB)で、SDIO対応のカードスロットも用意されている。大きさは121.9×77.9×16.5mm、重さは178g。
無線LANモジュール内蔵ということで気になるのはバッテリーの持ち時間だが、同社では、無線LAN通信せずに普通に使用した場合で1週間、無線LANを使用した場合で1日は利用できるとしている。また、ビジネスユーザーを意識しているためか、PPTPもサポートされている。
■ URL
「Zire 71」の製品情報(英文)
http://www.palm.com/products/handhelds/zire71/
「Tungsten C」の製品情報(英文)
http://www.palm.com/products/handhelds/tungsten-c/
(湯野 康隆)
2003/04/24 13:47
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