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ドコモ、簡易動画を撮影できるiショット端末「N251iS」

 NTTドコモは、2002年10月に発売された「N251i」をベースに、ファインダーとして利用できる背面液晶や、1秒間4コマの簡易動画撮影機能などを追加した折りたたみ型NEC製iショット端末「N251iS」を4月22日に発売する。

 「N251iS」は、背面に11万画素CMOSカメラを搭載したNEC製iショット端末。メインディスプレイは、約1.9インチ、65,536色表示が可能なTFTカラー液晶。背面ディスプレイは、4,096色表示が可能なSTNカラー液晶。11万画素CMOSカメラはメインディスプレイ部背面の上部に配され、その横に暗闇での撮影補助となる簡易フラッシュを装備している。なお、フラッシュはキーライトとしても利用可能。

 大きさや外観は前モデル「N251i」とほぼ同等だが、カメラ関連などで新機能が追加されている。その1つが、1秒間に4コマ、最大10秒間撮影できる「アクションビュー」機能で、簡易的な動画撮影が行なえる。撮影したデータは、あくまで端末内での再生になり、iショットメールなどで外部に出すことはできない。10秒間撮影したデータは、最大5本まで保存可能。

 また、背面ディスプレイは、ファインダーとして利用できるようにもなっている。背面ディスプレイ自体が縦長で、ファインダーとして利用できる領域も大きくはない。これについてNTTドコモ担当者によると「大きめのディスプレイを背面に配してファインダーにしている場合もあるが、小型ミラーを使ったものもある。今回のサイズは、全体のデザインも考慮した上でのことで、小型ミラーの代替といった役割」。大きなサイズの液晶にしなかったのは「自分撮りのニーズより友人などを撮影する用途のほうが多いと考えたから」だという。

 大きさは92×48×22mm、重さは99g。連続待受時間は約500時間で、連続通話時間は約140分。着信メロディは最大40和音に対応。日本語入力の補助機能として「T9」方式を採用し、ワード予測機能なども備えている。また、着信履歴に呼び出し時間が表示され、ワン切りかどうかを判別できる機能も搭載されている。ボディカラーはマーガレットシルバー、サルビアブルー、ビオラパープルの3色が用意される。



キー配列
上部中央の十字キーの質感は、カラーによって、やや異なっている

本体左サイドのキー配列 背面の11万画素CMOSカメラ。簡易フラッシュがすぐ横に配されている。また着信時などにはサブディスプレイ上下のライトが光る

背面ディスプレイをファインダーにして自分撮り。縦長のディスプレイのため、領域は大きくはない アクションビュー機能での撮影画面

メインメニュー 日本語入力はT9方式を採用


URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0417a.html
  ニュースリリース(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0304/1702.html
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/251i/n251is/n251is.html
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/lineup/n251is/

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(湯野 康隆, 関口 聖)
2003/04/17 16:37

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