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今回発表された「iPAQ h5400」シリーズは、OSにPocket PC 2002を搭載したPDA。過去のモデルにも搭載されていたBluetoothモジュールや赤外線通信ポートに加えて、新たに無線LAN（IEEE 802.11b）モジュールを内蔵。普及が見込まれる公衆無線LANスポットでの利用が可能になるほか、VoIP機能もサポートしており、プロバイダなどからサービス提供が開始されれば、スムーズに利用できるという。また、ディスプレイ下部に指紋認証装置を備え、よりセキュアな環境を実現している。 CPUはIntel PXA250 400MHzを搭載。内蔵メモリは、RAMが64MB、ROMが48MB。ディスプレイは、65,536色表示が可能な3.8インチ、240×320ドットの半透過型TFTカラー液晶。また、SDIOカードスロットを本体上部に装備している。外観は従来タイプのデザインを踏襲しており、これまでどおりジャケット使用による拡張性を保っている。 大きさは、84×16×138mm（アンテナ部含む）、重さは約206g。バッテリーは、着脱可能なリチウムポリマー充電池。連続駆動時間は、ネットワーク機能を利用しない場合で約12時間。 あらかじめインストールされているアプリケーションは、各種PIMソフトのほか、Pocket Internet Explorer、Windows Media Player 8.5 for Pocket PC、MSN Messengerなど。パッケージには、クレードルやソフトウェアを収録したCD-ROMなどが同梱される。 5月中旬より出荷されるモデルは「h5450」の1種類。同社Webサイトでのオンライン販売のほか、全国の量販店で購入できる見通し。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.jpn.hp.com/info/pr/fy2003/fy03-080.htm 製品情報 http://www1.jpn.hp.com/products/handhelds/pocketpc/h5400/feature.html （関口 聖） 2003/04/16 15:36 | ||||||
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