東芝は「Bluetooth PCカード」と「Bluetooth PCワイヤレスモデムステーション」を8月下旬より発売する。価格はPCカードが2万2000円、PCワイヤレスモデムステーションが7万円。OSはWindows 98 SEにのみ対応する。
Bluetooth PCカードは、ノートPCなどに装着することで、PC同士やPC・周辺機器とのあいだでBluetoothの規格に乗っ取ったワイヤレス通信ができるようになるというもの。PC同士で通信する際は、専用ユーティリティ「SPANworks 2000」を用い、最大8台でデータのやり取りやチャットができる。データ通信速度は最大720kbpsで、最大で見通し100mまでの距離で通信が可能。
Bluetooth PCワイヤレスモデムはBluetoothを利用したワイヤレス通信が可能なアナログモデム。Bluetooth PCカードが2枚同梱され、その1枚をPCワイヤレスモデムに、1枚をPCに接続することで、PCとモデムのあいだがワイヤレスとなる。ただし、モデムを利用できるのは1台のみ。モデムの通信速度は最大56kbps。ワイヤレス通信の通信速度・通信距離はBluetooth PCカードに準ずる。
今回発表された製品はBluetooth規格に乗っ取った製品で、今後登場するほかのBluetooth製品との通信が可能。東芝では年内にBluetooth搭載のノートPCを発売することを目標としている。
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(白根 雅彦)
2000/07/25 17:58
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