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マルチメディア総合研究所、04年度に3G端末がPDCを上回ると予測
マルチメディア総合研究所は、2002年度の国内携帯電話出荷状況の概況を発表した。
2002年度の国内の携帯電話出荷状況は、前年度実績4.8%減の4,096万台となった。製造メーカー別シェアでは、途中「N504iS」の不具合があったものの、NECが「N251i」「N504iS」などのヒットで853万台を出荷し、2001年度から2年連続でトップとなった。
マルチメディア総合研究所では、上期が前年同期比16.3%減の2,081万台と出荷台数の伸び悩やんだ理由を、2001年度下期から始まったキャリアの在庫調整が2002年度上期まで続いた点や、携帯電話加入者数が7,565万件に達し、市場に飽和感が高まり新規加入者数が伸び悩やんだ分析。また、下期については、各メーカーが出荷したカメラ付き端末が買い替え需要を拡大し、出荷台数が増加したとしている。
同社では、今後の携帯電話市場は、カメラ機能やムービー撮影機能、GPS機能など、ハイエンドユーザーによる買い換え需要に支えられると予測。2003年度の端末出荷台数は、微増の4,130万台で、2004年度は約2%増の4,210万台と強含み横ばいで推移するとしている。
また、今後の3G端末の動向については、2003年度にはCDMA2000 1x端末が960万台、W-CDMA端末が470万台に上るとしており、3G端末が全体の約3分の1に達する見通しを示し、2004年度にはPDC端末の出荷台数を上回るとしている。
2003年・2004年度の3G端末の出荷予測
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URL
ニュースリリース
http://www.m2ri.co.jp/newsreleases/030410.htm
(津田 啓夢)
2003/04/11 16:22
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