矢野経済研究所は、2001年~2005年にかけての世界のCCD/CMOSカメラ市場に関するレポートを発表した。同社によれば、2005年のCCD/CMOSカメラの出荷台数は、2001年の4.5倍の2億5,030万台に達する。
同調査は、2002年12月~2003年3月にかけて、CCD/CMOSカメラメーカーや輸入商社、素子やレンズなどの関連メーカー、合計56社を対象に実施されたもの。
同社によれば、2001年のCCD/CMOSカメラの出荷台数はそれぞれ3,745万台、1,750万台。日本ではすでに一般的になっているカメラ付き携帯電話だが、2002年~2005年にかけて、これが世界でも急速に普及。特にCMOSについては、携帯電話やPDA、パソコンなどの機器への搭載が多数見込まれ、その結果、2004年にはCCDの出荷台数を追い抜くという。
同社では、2005年時点での出荷台数は、CCDが1億1,930万台、CMOSが1億3,100万台となると見ている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.yano.co.jp/press/2003/030408.html
(湯野 康隆)
2003/04/08 14:15
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