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iアプリコンテスト最優秀賞は完成度の高い「ぺんぎんあたっく!!」に
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受賞者のみなさん。トロフィーや賞金などが贈られた
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2002年12月上旬より公募されていたギガフロップス主催のiアプリコンテスト「第2回 たたかえ!iアプリ」の受賞作が決定し、28日都内で表彰式が開催された。優秀作品に選ばれたiアプリの作者が招かれ、その栄誉が称えられた。なお、今回入賞した作品はNEC運営のiモード端末向けサイト「みんなNらんど」で無償公開される。
「たたかえ!iアプリ」は、個人や団体、プロ、アマを問わず作品を募り、優秀なクリエイター発掘を目的としたコンテスト。2002年4月には第1回の受賞作が発表されている。今回は、2002年12月上旬より作品募集が開始され、2月に一般ユーザーによる投票が行なわれた後、審査員による最終審査が行なわれた。
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ギガフロップス 代表取締役社長 中村 陸氏
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表彰式で挨拶を述べたギガフロップス 代表取締役 社長の中村 陸氏は「プロからの作品をもっと募ろうということで、グランプリの賞金額を200万円とした。アマチュアの方々にとって、目標となるような作品を寄せてもらいたいと思っていたが、結果を見れば、その通りになった」と、優秀作品のレベルの高さに感嘆し、同コンテストを本格的なプロデビューの場にしていきたいとの意気込みも見せた。
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グランプリを獲得した丸山氏
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最も優秀な作品としてグランプリに選ばれたのは、丸山 武志氏によるゲームアプリ「ぺんぎんあたっく!!」。iアプリとしてもゲームとしても完成度が高く、バランスのとれた内容に審査員から高い評価が集まった。受賞した丸山氏は「まさか選ばれるとは思わなかった。アイデアとしてありがちな作品になってしまったことは否めないが、裏を返せば、ユーザーにすぐ理解してもらえるということだと思う」と緊張した面持ちで語っていた。
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審査員の意見が一致してグランプリに選ばれた「ぺんぎんあたっく!!」
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準グランプリのNorthStar代表北田 吉宏氏。札幌から表彰式に駆けつけた
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また、惜しくも頂点には立たなかったが、「ぺんぎんあたっく!!」に次いで高い評価を受けた「ケータイ雪祭り」(NorthStar作)が準グランプリに選ばれた。こちらは、札幌の“雪祭り”をモチーフにしたゲームアプリで、雪像を作り上げる楽しみに焦点を当てた内容となっている。
このほか、審査員特別賞にコミカルタッチなゲーム「冷凍アヒル」(PotRinStudent作)、メディア賞にロボットによる戦闘ゲーム「破壊神ガンナー」(越石 新之介氏作)が選出。また、ゲーム部門に「ぴよぴよ2」、ツール部門に「グルメ手帳」、待ち受け部門に「i百人一首」、N504i部門に「陽のあたる場所へ」、ギガアプリ部門に「緋色の研究」がそれぞれ選ばれている。
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“雪像は作るほうが面白い”というユニークな視点に立って製作された「ケータイ雪祭り」
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■ URL
たたかえ!iアプリ
http://vs.g-appli.net/
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・ ギガフロップス、賞金総額500万円のiアプリコンテスト
(関口 聖)
2003/03/28 21:48
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