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旺文社DI、PDAを使ったモバイル学習システムの製品化に着手
社会教育施設における館内見学支援システム
旺文社デジタルインスティテュート(旺文社DI)は、アルプス システム インテグレーション(ALSI)の協力を得て、2002年9月より推進してきたモバイルガクシュウシステムの研究・開発を3月末で終了し、その成果を発表した。
旺文社DIとALSIは、昨年9月から推進してきた経済産業省IT教育改善モデル開発・普及事業「Eスクエア・アドバンス」の採択を受けたプロジェクト「LEMIT」を予定通り3月末で終了し、研究・開発成果を元にPDAを活用したモバイル学習システムの製品化に着手する。
「LEMIT」では、静岡大学情報学部 堀田龍也助教授を中心に、小学校2校および海の中道海洋生態科学館(マリンワールド海の中道))との共同研究として、PDAの携帯性や機能性を効果的に活用できる学習場面を想定し、子供達の学習活動を支援するためのシステムを開発。2003年10月~12月を目処に、水族館などの社会教育施設内において、PDAを使った子供達の見学を促進させるシステム「社会教育施設における館内見学支援システム」の製品化を目指し、以降、教員向けの「教育評価システム」や「実験・観察調査システム」の製品化を行なう。
「社会施設における館内見学システム」は、水族館などの社会教育施設において、子供達が観察したり、職員にインタビューした結果をPDAに入力することで、入力内容がパソコンに新聞形式で表示されるというもの。また、「教育評価システム」は、普段の授業の中で子供たちがPDAを使ってミニテストをチャレンジし、入力した解答結果をサーバーで集計して、レーダーチャートとして教員のパソコンに表示させるもの。教員がクラス全体の教育達成度をリアルタイムで把握できるという。「実験・観察調査システム」では、子供たちが複数地点で調査した結果を現地で比較できるように、入力した調査データをサーバーに蓄積してPDAに一覧表示できるという。
実証実験は、東芝製およびカシオ計算機製のPDAを使って、小学校や水族館を交えて行なわれた。旺文社DIによれば、教育機関の反応が良く、すでに教育委員会からの問い合わせもあるという。
教育評価システム(上段)/実験・観察調査システム(下段)
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URL
ニュースリリース
http://www.alsi.co.jp/news/Nr030325_odi.htm
Eスクエア・アドバンス
http://www.eduplan-net.com/e2a/
旺文社デジタルインスティテュート
http://www.kidswave.co.jp
アルプス システム インテグレーション
http://www.alsi.co.jp/index.htm
(津田 啓夢)
2003/03/25 18:18
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