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キヤノンアイテックは、Bluetoothで高速シリアル通信が可能になる組込機器向け開発キット「PF-6070SPP」の販売を開始した。 今回提供される「PF-6070SPP」は、Bluetoothモジュールを内蔵する機器において、シリアルポート（RS-232C）をエミュレートした通信を可能にする開発キット。同キットを利用することで、300kbps以上の通信速度でデータをやり取りすることが可能になる。 RS-232Cポートは、パソコンなどにおいては旧世代とされる通信ポートだが、同社担当者によれば「産業界では多く利用されており、微弱無線との置き換えなどの需要があるのではないか」という。 パッケージには、開発用ソフトウェアやシリアルポートProfileを実装した内蔵用組込基板などが含まれている。また、組込基板上で動作するサンプルソフトウェアのソースコードや、回路図などのハードウェア仕様書、デバッグ用基板も用意されており、同社によると「試作段階まで完了した状態での提供となるが、パーツを入れ替えることも可能で、自由度の高い製品開発が行なえる」としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.citech.co.jp/news/pf6070spp.html （関口 聖） 2003/03/25 17:49 | ||||||
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