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「写真付き切手」イメージ
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郵政事業庁は、専用端末で撮影した写真を切手シートに印刷してくれる試験サービスを4月19日から実施する。利用料は1枚500円。なお、4月1日に日本郵政公社が発足するため、実質的には新公社によるサービス提供となる。
今回発表された試験サービスは、カメラを内蔵したプリクラタイプの専用端末で撮影した写真を切手シートに印刷してくれるというもの。1枚のシートには、80円切手が4枚、撮影した写真が4枚レイアウトされる。写真そのものが切手になるわけではなく、切手に写真が付属する「写真付き切手」となる。
同庁では、4月19日~24日(21日は除く)にかけて東京・大手町の逓信総合博物館で開催されるイベント「全日本切手展2003」でデモ販売を行なう。事前の申込を行なった上で当選者のみが利用可能となる。また、東京中央郵便局や新宿郵便局のほか、品川プリンスホテルやサンリオピューロランドなどにも4月25日から端末を設置して、試験サービスを提供する。
このほか6月からは、通信販売によるサービス提供も予定されている。こちらの利用料は1シート1,000円で、写真を郵便局窓口に持ち込んで申し込む。通信販売では、端末からの申込と異なり、1枚のシートには80円切手と写真が10枚ずつ組み合わされるレイアウトとなる。
同庁では、「平成15年度の試行を踏まえて、16年度から正式サービスする。ユーザーからの要望があれば、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話からの利用も検討していきたい」としている。
■ URL
報道資料
http://www.yusei.go.jp/pressrelease/japanese/yubin/030319j201.html
サービス概要
http://www.post.yusei.go.jp/syashin/kitte_top.html
(関口 聖)
2003/03/19 16:40
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