|
|
auは、GPSを使った同社の位置情報サービスを、2003年度中にも高速化する方向で検討を進めていることを明らかにした。
auの位置情報サービス「eznavigation」は、GPSと端末の通信機能を利用した「gpsOne」という技術を利用したもの。同技術は、Qualcommが開発した携帯電話向けの位置情報取得技術で、基地局情報を元にした簡易位置情報よりもより高い精度の位置情報が取得できる。現在同社の5000番台と3000番台の端末に搭載されており、対応端末は、簡易位置情報サービスも利用できる。
これまで、auのGPSケータイから位置情報を取得する場合、現在地をサーバーに送信する必要があった。現在同社では、端末で処理を行なう部分を増やすなど、使い勝手を向上させるための検討を行なっているという。
なお同社では、「GPSを使った位置情報サービスが、他キャリアにはないサービス」とした上で、「現在は検討段階でコメントできるものではない」とするに留まっている。
■ URL
KDDI
http://www.kddi.com/
(津田 啓夢)
2003/03/18 15:42
|
|
|
|