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日本通信、ライトユーザー向け32kbpsの「U100」更新ライセンス

 日本通信は、MVNO方式で提供している個人向けデータ通信サービス「bモバイル・プリペイドサービス」のU100シリーズを利用しているユーザー向けの更新ライセンスとして、通信速度が32kbpsとなる「6カ月間シングルリンク更新ライセンス EX-U50-6M」を3月21日から発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は24,000円前後になる見込み。

 「U100」シリーズは、同社がMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)方式でDDIポケットのPHS通信網を利用して提供している個人向けデータ通信サービス。従来の「U100」シリーズでは、最大4つの基地局と通信リンクを確立して、128kbpsの通信速度を実現する「マルチリンク方式」で提供されてきたが、今回の「EX-U50-6M」では、1つの基地局のみで通信を行なう「シングルリンク方式」で、通信速度は最大32kbpsとなる。

 既存の「U100」ユーザーは、手持ちの通信カードをそのまま利用可能。パッケージには、専用通信ソフトのほか、メール圧縮機能「VENUS」などが含まれている。なお、他社提供の公衆無線LANサービスが利用できる「無線LANローミングサービス」は利用できない。

 新ライセンス導入の経緯について、同社では「利用形態がメール中心というライトユーザーが少なくなく、U100が発売から1周年を迎えることもあって、リーズナブルなパッケージを望む声に応えるために用意した」としている。



URL
  ニュースリリース
  http://www.j-com.co.jp/news/release/0308.html


(関口 聖)
2003/03/17 16:18

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