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NTTソフトウェアは、横浜市道路局が3月8日～9日にかけて実施する「都市情報提供システム・歩行者ナビゲーション 第3弾 元町情報提供実験」で使用する、BluetoothとPDAを利用した歩行者向け情報システムを開発した。 同局による一連の実験は、横浜に訪れる観光客などに道路案内や交通情報、主要スポットの情報などの都市情報を、PDAとGPSを組み合わせて提供するというもの。 今回の実験では、期間中Bluetoothが搭載されたPDAが参加モニターに貸し出される。各PDAがBluetoothの接続範囲に移動すると、元町通り周辺の店舗情報や、経路情報などが同PDAにプッシュ配信されるというもの。NTTソフトウェアによるとGPS測位不能場所での歩行者ナビゲーションや、位置に応じた情報配信を実現したという。 同実験では、情報配信を行なう基地局と受信側の端末に、Bluetoothに対応したPDAを利用して「PDA to PDA」の無線ネットワークを構築。同社によれば、「Bluetoothに対応したPDAに情報配信サーバーとアクセスポイントとしての機能を搭載した。そのため、事前の設備工事や特別な機器を必要とせずネットワークを構築することができた」という。使用されるPDAは「カシオペア E-2000」。情報配信用に9台（11店舗分）、受信用に40台の端末が用意されている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.ntts.co.jp/wn/WhatsNew/030306_NR.html （鷹木 創） 2003/03/06 20:30 | ||||||
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