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日本エンタープライズと松下電器産業は、札幌市内でNTTドコモのiアプリ対応携帯電話を使用した地下鉄乗車サービスの実証実験を開始した。
同実験は、専用アダプターを携帯電話に取り付けて、非接触型ICチップ対応改札を通過し、地下鉄に乗車するというもの。松下電器産業の開発した専用アダプターには、非接触型ICチップとアンテナが搭載されている。日本エンタープライズの開発した専用iアプリを携帯電話にインストールして、アダプターの制御や料金情報の管理などを行なう。
料金の支払は、改札を通過するたびに事前にチャージした金額から引き落とされるプリペイド方式と、改札の入出場記録から月末ごとに請求されるポストペイ方式の2種類。料金情報や改札入出場記録は、札幌市の第三セクター札幌総合情報センターで管理される。
両社では、来年の実用化に向けて実験を進めるとしている。なお、同iアプリの利用料は無料となる予定。松下によると、「今のところ、専用アダプターを販売する予定はない。今後、通信事業者などの要望に応じて携帯端末にアダプター同等の機能を搭載することを予定している」という。
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システム概要
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■ URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10104829/00012640.pdf
(鷹木 創)
2003/03/04 12:57
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