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岡山理科大学の大西研究室は、NTTドコモの504iシリーズで動作する手話学習アプリ「iマスコット」を開発した。
今回開発された「iマスコット」は、ドコモの504iシリーズで動作する手話学習用iアプリ。Java分散オブジェクト「HORB」の携帯電話対応版である「iHORB」を用いて作成されている。学習時には、学びたい単語を検索すると、サーバーに接続してデータをダウンロードし、画面上にその単語に呼応した手話アニメーションが再生される。
手話を構成する様々なアニメーションの動きは、あらかじめiアプリ内に入っており、通信時にはX軸、Y軸といったパラメータのみをやり取りするため、データ量はごくわずかで済み、パケット料の低減を実現している。
同研究室では、6年前よりパソコン向けに手話を学習できるJavaアプレット「マスコット」を開発しており、小学校などで利用されているという。同研究室の大西 荘一助教授によると、「Javaアプレットとして提供できれば、どこでも学習可能となり、アニメーションを用いながらもローコストで開発できる」としている。
「iマスコット」は現在未公開だが、3月末を目処に同研究室Webサイトで公開される予定。
■ URL
岡山理科大学 大西研究室
http://mascot.mis.ous.ac.jp/
(関口 聖)
2003/02/26 14:33
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