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STマイクロエレクトロニクスは、MEMS（マイクロエレクトロメカニカルシステム）技術をベースにした携帯機器向け3軸リニア加速度センサー「LIS3L02」を発表した。2003年度の第2四半期よりサンプル出荷され、2004年の第1四半期には量産体制が整う予定。なお、サンプル出荷は1個1,500円。 今回発表された「LIS3L02」は、全てのシステムを限りなく小さくスケールダウンし、微細な機器として製造できるナノテクノロジー「MEMS」を用いた3軸リニア加速度計。3つの方向へ運動したり、傾斜を与えると、稼動部分と固定部分の間で発生する電気の変化を感知して、運動量に応じたアナログ電圧へと変換する。 同製品には、出力の方法によって3種類のパッケージが用意されているが、いずれも3.3～5Vで動作し、最大1500gの加速度に耐えるため、自動車やおもちゃ、携帯電話などへの搭載が想定されている。手のひらの上の携帯機器を左右に傾けたり、上下に軽く振ったりすることで、画面操作などが行なえるようになるという。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.st-japan.co.jp/data/press/p1207d.html （関口 聖） 2003/02/24 13:38 | ||||||
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