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マイクロソフトは、フランス・カンヌで開催されている「3GSM World Congress 2003」でPocket PCおよびSmartphoneに対応したメッセージングサービス「Pocket MSN」を発表した。年末までにドイツの携帯電話事業者・T-Mobile向けに提供される予定。 今回発表された「Pocket MSN」は、Pocket PCを搭載したPDAや携帯電話向けOS「Windows Powered Smartphone」搭載端末で利用できるメッセージングサービス。WebベースのEメールサービスであるHotmailやインスタントメッセージングソフト・MSNメッセンジャーなどが利用できる。 モバイル向けに最適化されており、CDMA2000 1xRTTやGPRSなどの各種ネットワークで利用されているSMS用パケットネットワーク経由で、マイクロソフトのデータセンターとやり取りを行なう。基本的には、インターネットアクセスが常時行なわれている状態で、相手方にオンラインであることを通知したり、メッセージの送受信が行なえるものだが、オフライン時にもHotmailを利用することで、コミュニケーションが図れるという。 新サービスが最初に提供される携帯電話事業者は、ドイツテレコムの子会社であるT-Mobile。2003年の年末までにスタートする予定で、T-Mobileでは今夏にも台湾High Tech Corporation製の「Windows Powered Smartphone」搭載端末を販売する見込み。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト ニュースリリース（英文） http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Feb03/02-17PocketMSNPR.asp T-Mobile ニュースリリース（英文） http://www.t-mobile-international.com/CDA/news_details,20,0,newsid-1429,en.html?w=1024&h=623 （関口 聖） 2003/02/18 17:17 | ||||||
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