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伊藤忠テクノサイエンス（CTC）は、あいおい損害保険（あいおい損保）と共同で携帯電話やPDAなど社外のモバイル環境からイントラネットにアクセスできるシステム「けいたいLAN」を開発した。これに伴なって、あいおい損保では2月17日より全国約10,000人の社員を対象に同システムを運用することを明らかにした。 「けいたいLAN」は、携帯電話やPDAなどの社外のモバイル環境から、イントラネットへアクセスできる企業向けシステム。社内のアカウントを使ってメールの送受信が可能なほか、社内データベースの参照、および社内通達や緊急のニュースなども参照できる。 同システムは、社外からイントラネットに入る場合の認証を行なうセキュリティ機能「携帯電話ワンタイムパスワード」を採用。あらかじめ登録された携帯電話を使って、1回使い切りの暗証番号を取得して認証する。データの暗号化や1回使い切りのURLを用意するなど、社員へのなりすましや情報の漏洩、改ざんを防ぐセキュリティ対策を施しているという。 CTCでは、「けいたいLAN」開発にあたって、グループ企業のCTCファイナンシャルエンジニアリングと共同でノウハウを活かしたモバイルシステムを開発したという。同社では、今後もモバイル市場へセキュリティ機能を備えたシステムの提供を行なっていくとしている。同社は来年度、10億円の売上を見込む。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.ctc-g.co.jp/new_htm/out_n2003_02/20030214_oy2.html （津田 啓夢） 2003/02/14 19:05 | ||||||
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