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auは、利用した覚えのない国際通話料金を請求されるトラブルが発生しているため、特別な申し込みなしに国際電話が可能なサービス「au国際電話サービス」によるイリジウム携帯電話宛の国際通話について、2月20日より当面の間、取り扱いを休止することを明らかにした。
発表によれば、携帯電話宛の国際情報提供サービスなどの広告メールに、ユーザーが国際通話と意識しないままダイヤルし、利用した覚えのない国際通話料金を請求されるトラブルが発生しているという。auでは、こうしたトラブルの対策として、昨年末より問い合わせが急増していたイリジウム携帯電話宛の国際通話を、当面の間休止する。対象となる電話番号は、005345-8816-××××△△△△と、005345-8817-××××△△△△。なお、001国際ダイヤル通話や0052料金通知通話、0051国際オペレータ通話および0055クレジットカード通話は、従来通り利用可能。
auでは、今回のトラブルについてかなりの件数の問い合わせがあったとしている。イリジウムへの国際通話料金は3分1,620円かかる。ユーザー1件あたり、5,000~6,000円程度の覚えのない通話料金が加算されているというが、中には数万円の請求を受けたユーザーもいるという。同社では昨年12月16日より、セイシェルやディエゴガルシア宛の国際通話も一部取り扱いを休止している。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/release/2003/0213/index.html
(津田 啓夢)
2003/02/13 16:02
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