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アップストリームは、Javaアプレットの転送速度を向上させるソフトウェア「AppStream for Java Technologies」の販売を開始した。価格は360万円～。OSはWindows NT/2000およびSolarisに対応している。 AppStreamは、サーバーに導入することでJavaのアプレットをクライアントに転送する効率を向上させるソフト。頻繁に使うソフトをクライアント側でキャッシュしたり、アプレットのうちユーザーが必要とする部分だけをクライアントに転送することで、アプレットのダウンロード開始から起動までの時間を大幅に短縮できる。 AppStreamではJavaのアプレットを細分化し、ユーザーごとに必要な部分を判断・予測して転送することで、転送効率を向上させている。これを利用することで、一つのマスターとなるアプレットが、機能が少ない廉価機と全機能搭載の高級機の両方に対応でき、製品ごとに性能・機能が異なる家電や携帯電話でのJavaアプレットの開発が容易になる。 アップストリームでは同製品の発売と同時に、アプリックスと技術提携し、アプリックスのJava対応リアルタイムOS「JBlend」にAppStreamのクライアント機能を実装することを発表した。アプリックスでは携帯電話のJava分野においてJBlendとAppStreamを利用することで、携帯電話特有の通信速度や通信持続時間（電池の持ち）の問題を解決できるとしている。 なお、アプリックスはJ-フォンの携帯電話に搭載されるJava技術をJ-フォンなどと共同開発しているが、AppStreamがJ-フォンの携帯電話に導入されるかどうかはコメントできないとしている。 AppStreamはすでに韓国の携帯電話キャリア、LGテレコムにおいて採用が決まっている。 ■ ＵＲＬ AppStream http://www.AppStream.com/ アプリックス http://www.aplix.co.jp/ （白根 雅彦） 2000/12/06 21:24 | ||||||
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