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KDDIと沖縄セルラーは、プラスヴォイスと協力してテレビ電話を使用した手話サポートサービスのトライアルを、首都圏の主要auショップで順次開始する。 今回実施される手話サポートサービスは、auショップに訪れた聴覚障害者とショップスタッフとの間を、店舗とオンラインで結ばれたプラスヴォイスのスタッフがテレビ電話システムやパソコンを利用してサポートするというもの。テレビ電話を利用したサポートでは、ユーザーの手話やauショップスタッフの説明を、プラスヴォイスのスタッフが音声で読み上げたり、手話で表現したりする。パソコンを利用したサポートでは、ショップスタッフの話す言葉をパソコンのディスプレイ上にタイピングし、正確な意思疎通を行なうという。 実施店舗では、手話サポート向けの応対研修を受けたショップスタッフが実際の対応を行ない、まずは簡単な手話で応対する。また筆談にも対応できるよう、店頭には筆談機も設置する。 サポートが適用される業務項目は、「販売取次ぎ」「お客様情報変更業務」「携帯電話機取扱い説明」「故障問合せ応対」「総合問合せ（サービス、申込など）」の5項目。実施されるauショップは、大手町、麹町、新宿三丁目、立川、川崎、横浜ポルタ、千葉銀座、柏、浦和、水戸駅前、高崎の11店舗（開始時期は店舗により異なる）。 auショップ大手町では2002年末から同サポートを試験的に導入しており、すでに約30名に利用されたという。なかには「友達に来店を勧めたいと」いうユーザーもいたようで、KDDI広報部によると「現在はトライアルサービスだが、いずれ本格サービスとして全国に展開したい」としている。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/release/2003/0203/index.html （鷹木 創） 2003/02/03 19:14 | ||||||
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