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バンダイネットワークスは、NTTドコモのJava対応iモード端末503iシリーズの発売と同時に、Javaコンテンツの配信を開始すると発表した。 同社では、Java対応のiモード端末503iシリーズ向けのJavaコンテンツ、「からくりキャラっぱ！（仮称）」「キャラゲーランド（仮称）」「パラパラアニメ！（仮称）」の３つの配信を予定している。それぞれ、端末にダウンロードし、ネットワークに接続しない状態で実行できるJavaプログラムとして提供される。 「からくりキャラっぱ！（仮称）」では、キャラクターをモチーフとした数種類のツールが提供される。料金は１つのキャラクターごとに100円を予定しており、月何個かの制限以内でダウンロードすることができる。 サービス開始当初は、「ハローキティ」と「たれぱんだ」の２種類のキャラクターが用意され、それぞれ「キャラくり時計」（時計）、「呼んで読んでメモ」（10枚綴りのメモ）、「キャラキュレーター」（計算機）、「キャラタイマー」（キッチンタイマー）の各ツールが提供される。それぞれのツールごとに、絵柄の違いや、デジタル時計とアナログ時計などの機能的な違いによるバリエーションが用意される。キャラクター・ツールともに順次追加される予定。
「キャラゲーランド（仮称）」ではキャラクターのミニゲームが提供される。料金は１つのキャラクターあたり150円を予定しており、こちらも月に何個かの制限以内でダウンロードすることができる。 サービス開始当初は「機動戦士ガンダム」と「宇宙戦艦ヤマト」の２種類のキャラクターが用意される。「機動戦士ガンダム」のゲームとしては、対CPU対戦型アクションの「SDガンダムバトル（仮称）」、キーボードタイピングゲーム「ニュータイプ研究所（仮称）」、ピンボールタイプのアクションゲーム「ガンダム・ザ・スマッシュ（仮称）」、パズルゲーム「積み上がれガンダム（仮称）」がなど予定されている。「宇宙戦艦ヤマト」のゲームとしては、シューティングゲーム「ヤマト迎撃シューティングゲーム（仮称）」、戦術ゲーム「ヤマトタクティクス（仮称）」、キーボードタイピングゲーム「波動砲を撃て！（仮称）」、パズルゲーム「イスカンダルへ（仮称）」などが予定されている。 ゲームやキャラクターは随時追加される予定。現状ではネットワークに接続し、サーバーや他のユーザーと対戦するタイプのゲームは提供されないが、バンダイネットワークスでは今後、通信を使ったゲームの提供も検討している。ただし、通信を使ったゲームが「キャラゲーランド」内で提供されるかどうかは未定。
「パラパラアニメ！（仮称）」では、簡易アニメによる15～30秒程度のショートストーリーが提供される。１チャンネルあたり月額300円で、数種類の作品が月～金曜日に更新され、配信される。 第１弾のチャンネル内では、白泉社のマンガが提供される。提供される予定の作品は「ハムスターの研究レポート」（大雪師走 作、月刊メロディ連載中）、「電脳女子高生Ｐ子」（神奈川のりこ 作、別冊花とゆめ連載中）、「オトナのアソビ」（太田垣晴子 作、JETS COMICS）、「戦え！アナウンサー」（みずしな孝之 作、ヤングアニマル連載中）の４作品。今後、随時チャンネル数とともに、チャンネル内のコンテンツも追加していく予定。
なお、バンダイネットワークスではこれら３つのJavaコンテンツ以外にも、ドコモの503iシリーズ向けに数種類のJavaコンテンツを開発中だという。ただし、ドコモのJavaは仕様や端末の詳細がまだ発表されていないため、それぞれのコンテンツの大きさや具体的に何件くらいのコンテンツを保存できるか、などは明らかにされていない。 ■ ＵＲＬ バンダイネットワークス http://www.bandai-net.com/ （白根 雅彦） 2000/12/07 16:17 | ||||||||||||||||||||||||||
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